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セイコー
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SEIKO


セイコー

その名の通り、精巧で高品質な時計製造で知られるセイコー。
そんなセイコーを語る上で外せないのが、「クォーツショック」と呼ばれる大革命です。機械式時計より遥かに正確で、巻き上げを必要としないクォーツ式腕時計を開発したセイコーは、時計界の歴史を大きく塗り替えたといえるでしょう。
「時は移ろい流れる」という美意識を表した、滑らかなスイープ運針が特徴的な「スプリングドライブ」機構もまた、機械式時計のようにぜんまいで駆動し、クォーツ式時計のように高い精度を実現したことで世界をあっと驚かせました。
高級志向ブランドとして独立した『グランドセイコー』『クレドール』の他にも、セイコーは『プロスペックス』『プレザージュ』など、様々な方向性に秀でたコレクションを揃えており、国内だけでなく世界中の人々に愛されています。

その名の通り、精巧で高品質な時計製造で知られるセイコー。
そんなセイコーを語る上で外せないのが、「クォーツショック」と呼ばれる大革命です。機械式時計より遥かに正確で、巻き上げを必要としないクォーツ式腕時計を開発したセイコーは、時計界の歴史を大きく塗り替えたといえるでしょう。
「時は移ろい流れる」という美意識を表した、滑らかなスイープ運針が特徴的な「スプリングドライブ」機構もまた、機械式時計のようにぜんまいで駆動し、クォーツ式時計のように高い精度を実現したことで世界をあっと驚かせました。
高級志向ブランドとして独立した『グランドセイコー』『クレドール』の他にも、セイコーは『プロスペックス』『プレザージュ』など、様々な方向性に秀でたコレクションを揃えており、国内だけでなく世界中の人々に愛されています。


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セイコー / SEIKO

1881年、創業者・服部金太郎氏は、21歳の若さで自らの時計店を開きました。
その後、現在のセイコーに繋がる「精工舎」を作り上げ、世界のセイコーと呼ばれる程、国内外問わず人気を集めるブランドへと成長させていきます。
日本で最初期の時計ブランドであり、東洋の時計王と称された服部氏による「常に時代の一歩先を行く」という精神のもと、数々の「初」を生み出し、欧米に比べて遅れていた時計産業を発展させてきました。

そうして創業から長年積み上げてきたセイコーというブランドへの信頼は厚く、日本では多くの公的な場所にセイコーの時計が設置されています。学校や駅、空港など、日常生活のあらゆる場所でSEIKOのロゴが入った時計を見つけることができます。
また、世界に名を轟かせるメジャーリーガー・大谷翔平選手を、セイコーのイメージキャラクターとして起用していることでも知られています。

機械遺産にも選ばれた「ローレル」

1913年、セイコーは国産初の腕時計「ローレル」を生み出しました。
栄光の象徴とされた月桂樹を名前に冠したこのモデルは、エレガントなアラビアインデックスが特徴的です。

そんなローレルは、日本機械学会による「機械遺産」のひとつに選ばれています。
機械遺産は、活版印刷機やウォシュレットなど、機械技術分野の発展に大きく貢献したものだけが認定されます。
世界の時計ブランドを驚かせ、多くの国内時計メーカーの手本となってきたセイコーウォッチ。日本が誇る精密機器技術の発展過程を知るために重要な遺産であるとして、2014年に「時代を画した国産腕時計」という名称で登録されました。
なお、ここにはローレルだけではなく、世界初のクォーツ式腕時計「アストロン」や、当時世界最高の精度とされていたスイスのクロノメーターと同等の精度を実現した「初代グランドセイコー」も共に登録されています。

セイコーウォッチの製造年の見方

セイコーのお時計は、シリアルナンバーから製造年を確認することができるようになっています。
1桁目は製造年の下1桁、2桁目は製造月を表しており、例えば「25****」というシリアルナンバーであれば、***2年の5月に製造されたもの、と判断することができます。
セイコーでは数年ごとにモデルチェンジを行うため、1992年なのか、2002年なのか、2022年なのかは型番を見て判断できるようになっています。
また、10月、11月、12月は2桁となるため、英語名の頭文字から取って「O」「N」「D」と表示されます。
なお、3桁目以降は固有の番号となります。

トラブル防止の為、なかなか購入前にシリアルナンバーを見られる機会は少ないかと思いますが、自分のセイコーウォッチの製造年を知ると、またひとつ理解が深まって愛着が湧くものです。セイコーウォッチを手に入れた際には、ぜひ気にしてみてください。

セイコーならではの商品展開

セイコーは「プロスペックス」「プレサージュ」「キングセイコー」等をサブブランドとして扱っており、それぞれに独自の個性とブランドロゴを与えています。
特徴に合わせてサブブランドを分け、そこから色々なコレクション、モデルを展開しているため、より理想的な一本を探しやすくなっています。

「グランドセイコー」や「クレドール」もかつてはセイコーのサブブランドでしたが、世界進出やラグジュアリーなイメージを拡大していくために、セイコーからは独立しています。
これらの高級ラインとして独立していったブランドがあるからこそ、セイコーは比較的手に入りやすい価格帯を維持していられるのです。
安心の国産品ということもあり、新成人へ贈るプレゼントや、ファーストウォッチにも選びやすいブランドです。

また、セイコーはコラボレーションモデルの展開も非常に多く、国民的アニメやアパレルブランド、新幹線など、そのコラボ先は多岐に渡ります。
時計を収めるボックスも含めてファンが喜ぶ要素を沢山詰め込んだコラボウォッチ。セイコーによる確かな品質を持ちながら、コラボによって購入を検討しているような人でも手に取りやすい金額に収まっています。

セイコー、クォーツ式、東京五輪

1959年5月、日本・東京が夏季オリンピックの開催地に選ばれてから、セイコーは公式計時に取り組むことを決めました。しかし、その時点ではオリンピック開催の1964年までに競技用の時計を開発できるか、国際的に認められるかも分からないようなところからのスタートでした。

限られた時間の中で、精工舎、第二精工舎、諏訪精工舎は協力して開発を進めました。独自の機構による高精度なストップウォッチ、大型表示装置など、オリンピック成功の為に尽力しました。中には、オリンピック用の計時機器として認めてもらうため、イギリス・グリニッジにて検査を受けたものもありました。

中でも卓上型クォーツ式時計の開発は、その後のセイコーにとって大きな自信となりました。元々クォーツ式時計は1927年にアメリカで発明されたもので、ロッカー程の大きさがありました。それを持ち運べる大きさにまで小型化し、見事オリンピックにてその有用性を証明しました。そして、腕時計のサイズまで小型化・実用化に成功したのが1969年、セイコーによる「クォーツショック」です。
東京五輪での成功が、世界初のクォーツ式腕時計「アストロン」へとバトンを繋いでいったのです。

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